記事一覧

村治佳織さんが感じる「真珠との幸福な縁」|『ミキモト』パールジュエリーの華やかなレイヤードスタイリング

大人のジュエリーのまとい方には、過ごしてきた上質な時間が凝縮されて、自分だけの輝きとなって表れます。雑誌『Precious』6月号では「美しい人は最愛のジュエリーとともに」を特集。各界でご活躍の素敵な4人の女性に、成熟するジュエリーへの思いをお話しいただきました。

今回は、ギタリストの村治佳織さんが語るパールジュエリーへの思いと、大人女性が真似したい「より華やかになる重ねづけ」スタイリングもご紹介します。

村治佳織さん
ギタリスト
(むらじ かおり)1978年、東京生まれ。幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、15歳でCDデビュー。フランス留学から帰国後、積極的なソロ活動を展開。’03年英国のレーベル「DECCA」と日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。移籍第1弾のアルバム『トランスフォーメーション』と’18年のアルバム『シネマ』は、共に日本ゴールドディスク大賞を受賞。’21年公開映画『いのちの停車場』でエンディングテーマを作曲。
パールジュエリーとの幸福な縁をつないで美しく生きる



大粒のネックレス[WG×白蝶真珠]¥7,150,000・5連使いしたロングネックレス[WG×アコヤ真珠、約4m]¥3,267,000・ブレスレット/左手の3連[WG×アコヤ真珠]¥1,096,700・右手の2連『ブークル プレシューズ ブレスレット』[WG×アコヤ真珠×DIA]¥957,000(ミキモト)、帽子¥63,800・ニット¥66,000・パンツ¥77,000(ブラミンク)、靴¥121,000(J.M. WESTON 青山店)
マニッシュな装いに合わせて パールの上質な艶を たっぷりとラグジュアリーに
4mのロングネックレスはクロスボディにするなど使い方も自在。ここでは5連に巻いて、大玉のチョーカーを合わせてリズミカルに。マニッシュな装いに合わせることで、たっぷりと重ねても、すっきりとした印象に。

帽子を目深にかぶり、大粒で極上の白蝶真珠のチョーカーと、長さ4メートルものスーパーロングパールネックレスを無造作に巻いた村治さん。スーパーコピーカッコいい女らしさのなかに、人懐っこい笑顔がチャーミングだ。自然が生み出したパールには、喜びも悲しみも、どんな表情にも寄り添う温もりがある。

「演奏中はバングルや長いネックレスがつけられないので、とても新鮮でした!」

村治さんはパールととても相性がいい。それを意識し始めたのは、かつてテレビ番組『オーラの泉』に出演して演奏したときのこと。

「トレモロ(奏法)を聴いた美輪明宏さんが、音の粒が揃って『パールの連なり』のようだと言ってくださったのです」

ミキモトのイメージキャラクターを務めたこともある。

「演奏会用にチョーカーネックレスとピアスをつくっていただきました。左右どちらかを向いて演奏するのを見て、イヤリングをアシメトリーにしてくださったんです。それが気に入って、以来プライベートでもイヤリングをアシメトリーで楽しむようになりました」

ミキモトの歴史や、パール誕生までの経緯についても調べた。

「楽曲を演奏する際、作家について調べたり、作曲の意図を探ったりするのと同じで、背景を知ると思い入れが深まりますね。真珠は自然が創り出したもので、コントロールできない運命的な魅力があります。美しいひと粒が生まれるまでの物語に心惹かれました」

その後、両親からも30歳のお祝いに、仕事をねぎらう意味でパールネックレスをプレゼントされた。

「風水の視点から、角が立たないようにと『和』を大切にするために、ジュエリーや時計はいつも『丸いモチーフ』を選んでいます。パールはその象徴でもありますね」

スペイン滞在時には作曲家ホアキン・ロドリゴの娘であるシシリアさんにも影響を受けた。

「元バレリーナで立ち姿が颯爽としているのですが、日焼け肌にたっぷりとゴールドジュエリーを重ねて、パールを合わせるのが、ご本人のスタイルに合っていて、とてもカッコよかった。年齢を重ねるほどに似合うのがパールの魅力。ダミアーニ ペンダント コピー自分らしくつけこなせるように、長く愛せるものを探したい!」

白からゴールドへ繊細な色の移ろいが美しいグラデーションパール



ブローチ[WG×アコヤ真珠×DIA]¥514,800・ネックレス[WG×白蝶真珠]¥5,060,000(ミキモト)
粒を揃えながら、色の移ろいをここまで繊細に整えるのは至難の業。上質なパールが豊富な「ミキモト」ならではの魅力が詰まったネックレス。ブローチも今注目のアイテム。カジュアルな装いにも気負うことなく楽しみたい。

【おすすめの関連記事】:http://berabera.top